日本シリーズの西岡の守備妨害は本当に「悪」だったのか?
秋山監督の胴上げを今かと待つソフトバンクの選手の横で、和田監督が審判に猛抗議。過去の日本シリーズで、こんなシーンは見たことがない。西岡選手の最後のプレーは、後味の悪さだけが残ったというが……。
2014/11/08
自身のフェイスブックでの釈明が、さらに炎上につながった
これは史上最悪のプレーなのか――。今年の日本シリーズ第5戦・ソフトバンク対阪神での幕切れが未だに批判の的となっている。
今もなお問題視され続けているのは、9回一死満塁で一ゴロに倒れた阪神の西岡剛がファウルラインの内側を走ってソフトバンク捕手・細川亨の送球を妨げたとして「守備妨害」を取られたシーン。
併殺打を防ごうと意図的に反則行為を犯したとみなされて球審からジャッジが下されたのだが、これに対して主にネット上から「わざと反則するなんて、とんでもない」などと西岡が猛バッシングを浴び続けている。
西岡は自身のフェイスブックで
「ルールで内側に入って送球が当たれば守備妨害は百も承知です。ルールを知った上で打った瞬間ゲッツーになると思ったので、少しの可能性にかけて内側から外側に走って行くものを、ライン上スレスレを走って体に当たれと思いながら走ってました。送球が当たるときに足が外側にあればいいと思って走ったので、僕なりにルール上ギリギリのプレーはしたつもりでした」と釈明したものの、このコメントが「意図的だった」ことを証明することにつながってしまい、ネット上は〝大炎上〟。あのワンプレーによって西岡は大きく株を下げてしまった。