まさかのサプライズ…プロ野球、歴代開幕投手に大抜擢された5人。白羽の矢が立ち大役へ
2023/03/31
産経新聞社
宮國椋丞
出身:沖縄県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/88kg
生年月日:1992年4月17日
ドラフト:2010年ドラフト2位
20歳で開幕投手の大役を任された宮國椋丞。「代役」という形ではあったものの、十分な活躍を見せたからこそ選ばれたのも事実だ。
高卒1年目となる2011年、ファームで4試合に登板した宮國は、19イニングを投げて自責点なしという完璧な投球を見せた。
翌2012年は、開幕ローテーション入り。プロ初登板で、球団では槙原寛己以来となる10代での初勝利を飾った。同年は6勝、防御率1.86という成績を残す。
そして迎えた2013年、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれた内海哲也の代役として、自身初の開幕投手が決定。広島相手に勝ち負けはつかなかったが、6回途中3失点と今後につながるピッチングを見せつけた。
ただ、その後は先発で結果を出せないシーズンもあり中継ぎに転向。2021年から横浜DeNAに移籍となったが、かつてのような輝きは取り戻せていない。今シーズンは崖っぷちからのスタートといえるだろう。