次世代の侍ジャパン!? 3年後のWBCメンバーとして観たい若手野手6人【パ・リーグ編】
2023/03/25
産経新聞社
渡邉陸
出身:熊本県
投打:右投左打
身長/体重:187cm/84kg
生年月日:2000年9月24日
ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位
「打てる捕手」が少なくなったと言われる現代において、渡邉陸は打てる捕手としての活躍が期待できる一人だ。
神村学園から育成ドラフト1位でソフトバンクに入団した渡邉。持ち味のバッティングを武器に高卒3年目はファームで66試合に出場、打率.263という成績を挙げた。
その後もアピールを続けて2021年8月に支配下登録を勝ち取り、1軍の舞台に立つ準備が整った。
渡邉の存在が世に知れ渡ったきっかけは、なんといっても昨季の5月28日広島戦だろう。相手のエース格である森下暢仁から逆方向に2打席連続のホームランを放ち、鮮烈なデビューを飾った。
昨季は1軍で20試合に出場し、ファームでは打率3割を超える成績を残した。甲斐拓也を脅かす存在として、あるいはレギュラーを奪い取る存在として、今シーズンの渡邉にはさらなる飛躍が期待されている。