輝きを取り戻せる? 今シーズン再起をかける選手5人。主力となった経験のある選手たち
2023/04/01
産経新聞社
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「3年活躍して一人前」という言葉があるように、プロ野球の世界で毎年優れた成績を残すことは簡単ではない。単年の数字では主力として活躍を見せた一方、その後に苦しむ選手も数多くいる。そこで今回は、今シーズンの再起が期待されている選手5人を紹介する。
梶谷隆幸
出身:島根県
投打:右投左打
身長/体重:180cm/90kg
生年月日:1988年8月28日
ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
2023年は育成選手として再起を図ることとなった梶谷隆幸。順調な回復ぶりを見せ、開幕前に支配下復帰を勝ち取った。
2006年ドラフトでベイスターズの一員となった梶谷がブレイクしたのは2013年。シーズン終盤に打ちまくり、規定打席未満ながら打率.346・16本塁打という成績を残した。
その後は故障に苦しむ時期もあったが、2020年に初めて規定打席をクリアし、打率.323を記録。同年オフFA権を行使し、4年契約でジャイアンツに移籍。大きな期待がかけられた。
だが期待とは裏腹に、移籍1年目(2021年)は死球による骨折や腰痛といったけがに悩まされ、61試合の出場にとどまった。
そして昨季は5月に左ひざ半月板の手術を受けたため、1軍の試合に出ることすらできず。4年契約の3年目となる今シーズン、まずは早く1軍の試合に出場したいところだ。