輝きを取り戻せる? 今シーズン再起をかける選手5人。主力となった経験のある選手たち
2023/04/01
産経新聞社
東克樹
出身:三重県
投打:左投左打
身長/体重:170cm/76kg
生年月日:1995年11月29日
ドラフト:2017年ドラフト1位
「左腕王国」と称される横浜DeNAベイスターズにおいて、復活を期待されているのが東克樹である。
高校は愛工大名電、大学は立命館大学でそれぞれ1年春からベンチ入り。 高校時代の活躍はもちろん、大学時代の成績も圧巻だった東。大学3年春にはMVPと最優秀投手を獲得、ノーヒットノーラン達成など敵なし状態といえる投球を披露していた。
ベイスターズからドラフト1位指名を受けて入団し、開幕ローテーション入り。登板2戦目でプロ初勝利をあげると、その後も安定した働きで11勝5敗・防御率2.45をマーク。規定投球回もクリアし、新人王を獲得した。
しかし、2年目はキャンプ前に左ひじの違和感に悩まされ、実戦復帰は5月にずれ込み、最終的に4勝止まり。
2020年2月にトミー・ジョン手術を決断。ここ2年でわずか2勝にとどまっており、完全復活には至っていない。今季こそ1年目のような投球を期待したい。