輝きを取り戻せる? 今シーズン再起をかける選手5人。主力となった経験のある選手たち
2023/04/01
産経新聞社
吉田凌
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/80kg
生年月日:1997年6月20日
ドラフト:2015年ドラフト5位
高校時代に圧巻の成績を残し、甲子園出場の経験もある吉田凌。オリックスファンからすると吉田の復活は待ち遠しく感じているはずだろう。
東海大相模では高校2年の夏、県大会で1試合20奪三振という驚異的な成績を残した。ただ、高校最後の夏は腰椎分離症を発症した結果、チームは甲子園優勝を果たしたが吉田の登板は無かった。
その後、2015年ドラフトでオリックスから指名を受けプロ入りを果たす。
プロ初登板は3回途中6失点という悔しい結果に終わり、その後はファームにいる期間が長くなった吉田。2019年はリリーフ起用ながら、ファームで投球回以上の奪三振をマーク したことで1軍への切符をつかんだ。
そして2020年、35試合登板で防御率2.17という好成績で一気にブレイク。2021年の日本シリーズでは5試合登板するなど、ブルペン陣に欠かせない存在となった。
しかし、昨季は本来の投球ができず、一軍ではわずか6試合登板にとどまった。今季は輝きを取り戻し、リーグ3連覇、2年連続日本一を目指すチームに貢献できるだろうか。