輝きを取り戻せる? 今シーズン再起をかける選手5人。主力となった経験のある選手たち
2023/04/01
産経新聞社
平良拳太郎
出身:沖縄県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1995年7月12日
ドラフト:2013年ドラフト5位
今シーズン、開幕ローテーションの座を掴みかけている平良拳太郎も再起が期待される選手の一人だ。
北山高校ではエースとして活躍し、プロ注目の存在となった平良。ジャイアンツに入団後も1年目からファームで好投。7試合(26回1/3)を投げ防御率1.71という成績を残した一方、1軍での登板はなかった 。
2016年に1軍デビューを果たしたが、ジャイアンツでの登板はその1試合に終わり、山口俊のFA移籍に伴う人的補償でベイスターズに移籍した。
新天地では先発として活躍を見せ、2018年にキャリアハイの5勝、2020年は4勝ながら防御率2.27をマーク。投球回が増えたにもかかわらず与四球数は減少するなど、さらなる活躍も期待されていた。
しかし、2021年トミー・ジョン手術を受けることに。昨季は1軍のマウンドに立つこともできなかった。 その悔しさを晴らすために、今年のオープン戦ではアピールを続けており、開幕ローテーション入りも十分に考えられる位置にいる。