早くもドラフト1位指名が有力!? 今秋ドラフト会議の注目選手5人。世代屈指の逸材たち
2023/04/02
産経新聞社
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第95回記念選抜高等学校野球大会は、山梨学院(山梨)の優勝で幕を下ろした。今大会は超高校級の逸材が多く登場。世代屈指の才能を存分に見せつけていた。また、大学野球の春季リーグ戦、社会人野球では地方大会なども開催され、プロ注目の選手たちも活躍している。そこで今回は、今秋のドラフト要注目選手5人を紹介する。
佐々木麟太郎
所属:花巻東(岩手)
出身:岩手県
投打:右投左打
生年月日:2005年4月18日
大谷翔平(エンゼルス)や佐々木朗希(ロッテ)などスター選手を数多く輩出している岩手県。同県出身であり、超高校級のスラッガーとして注目されているのが花巻東高校の佐々木麟太郎だ。
同校の佐々木洋監督の息子としても知られる佐々木は、強豪校において1年春からベンチ入り。入学式からわずか3日後の練習試合で高校第1号を放つと、その後も驚異的なペースで本塁打を量産した。
高校2年の秋には、中田翔(巨人)が持つ高校通算本塁打数を上回る88号を放った。すでに高校通算100本以上を記録しており、今後もさらに数を伸ばすことは間違いないだろう。
ただ、甲子園での突出した活躍は見られていない。もちろん佐々木一人だけで甲子園に進めるはずはないが、甲子園の土を踏んだのは2年春の選抜大会のみだ。
プロ入りを見据えるためにも、今夏こそ甲子園出場を実現させたいところだ。そして、聖地で大きなアーチを描けば、ドラフト1位指名がより現実味を帯びてくる。