早くもドラフト1位指名が有力!? 今秋ドラフト会議の注目選手5人。世代屈指の逸材たち
2023/04/02
産経新聞社
前田悠伍
所属:大阪桐蔭(大阪)
出身:滋賀県
投打:左投左打
生年月日:2005年8月4日
甲子園に出場すれば必ず「優勝候補」と目される大阪桐蔭高校。同校の絶対的エースとして君臨している前田悠伍も、ドラフト1位候補といっていいだろう。
一流選手が集まる大阪桐蔭で1年生の段階から頭角を現し、近畿大会や明治神宮大会の優勝に大きく貢献した。150km/hに迫るストレートはもちろん、カーブやスライダーといった変化球の精度も高い。
しかし、昨夏の甲子園準々決勝・下関国際(山口)戦では9回に逆転を許し、チームも敗戦。涙を流した前田の姿は記憶に新しい。その経験を活かしながらレベルアップを図り、世代No.1サウスポーと称されるまでに成長した。
今春の選抜大会では、惜しくも準決勝で姿を消したが、4試合(21回2/3)を投じて防御率1.25、イニングを上回る28奪三振を記録。支配的なピッチングを見せ、その実力を示していた。