今季はレギュラー降格も!? 苦しい立場に置かれている主力5人。勝負のシーズン迎える選手たち
2023/04/04
産経新聞社
中村晃
出身:埼玉県
投打:左投左打
身長/体重:175cm/80kg
生年月日:1989年11月5日
ドラフト:2007年高校生ドラフト3巡目
ここ数年は思うような成績を残せていない中村晃。貴重な戦力であることに変わりはないものの、大型補強を敢行したソフトバンクでスタメンを勝ち取るには、今一度存在感を発揮しなければならない立場となった。
帝京高校で2年生から4番を打ち、高校時代に放った通算本塁打数は60。スラッガーとして注目を浴びた中村は、高校生ドラフト3巡目でソフトバンクに入団。入団後しばらくはファーム暮らしとなったが、打撃で結果を残し続け2011年に1軍デビューを果たした。
中村がブレイクしたのは、2013年シーズンだ。同年は規定打席に到達し、打率.307・出塁率.392をマーク。レギュラーの座を確保し、3年連続打率3割という見事な働きぶりを見せた。しかし、2019年の開幕前に自律神経失調症を発表し、同年は44試合のみの出場にとどまった。
卓越した打撃技術を誇る巧打者だが、2021年は打率.245・2022年は打率.253という成績に終わっている中村。今季は8年ぶりとなる打率3割超えを狙いたい。