今季はまさに“正念場”…巨人、勝負のシーズンを迎える投手5人。崖っぷちに立つ選手たち
2023/04/05
産経新聞社
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いよいよ開幕を迎えた2023年シーズンのプロ野球。3年ぶりの王座奪還を目指す読売ジャイアンツは、新助っ人のタイラー・ビーディが開幕投手に抜擢されるなど新たな戦力の活躍に注目が集まっている。一方で、結果を残さなければ厳しい立場となる選手も多くいる。ここでは、勝負のシーズンになり得る投手を5人紹介する。
畠世周
・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/82kg
・生年月日:1994年5月31日
・経歴:近大福山高 – 近畿大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
入団時から高い期待が寄せられている畠世周。今季は結果が欲しいシーズンだったが、幸先の悪いスタートになってしまった。
2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団した畠。ルーキーイヤーは故障の影響で出遅れたが、シーズン終盤には先発ローテーションの一角を担った。同年は13試合の登板ながら、6勝4敗、防御率2.99の優秀な数字を残した。
先発としてさらなる飛躍が期待されていたが、その後は一軍に定着できないシーズンが続いた。
2021年にはリリーフとして台頭。自己最多の52試合登板で4勝3敗11ホールド、防御率3.07をマークしたが、翌2022年はコンディション不良もあり、登板数が半減した。
プロ7年目を迎える今季は、結果が求められるシーズンだったが、3月下旬に右肘のクリーニング手術を受けたことが発表された。懸命なリハビリを乗り越え、早期復帰を目指していく。