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今季はまさに“正念場”…巨人、勝負のシーズンを迎える投手5人。崖っぷちに立つ選手たち

2023/04/05

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産経新聞社



鍬原拓也


・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:1996年3月26日
・経歴:北陸高 – 中央大
・ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 2017年ドラフト1位で入団した鍬原拓也。今季で大卒6年目と中堅に差し掛かっており、そろそろ立場を確立したいシーズンだ。
 
 即戦力として期待されていた鍬原は、ルーキーイヤーに先発として一軍デビュー。しかし、6試合登板で1勝2敗、防御率6.83と結果を残せなかった。
 

 
 翌2019年以降は中継ぎ起用が中心になると、同年オフにはサイドスローへの転向を決断。
ところが、その後は故障が続き、2度の育成降格を経験した。
 
 2022年の開幕直前に支配下登録を勝ち取ると、そのまま開幕一軍入り。一時は勝ちパターンの一角を任されるなど、覚醒を予感させた。
 
 しかし、最終的には自己最多の49試合に登板して、16ホールドポイント(3勝13ホールド)を挙げたものの、防御率5.16と安定感を欠いた。開幕も二軍スタートとなっており、猛アピールが不可欠といえるだろう。

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