今季はまさに“正念場”…巨人、勝負のシーズンを迎える投手5人。崖っぷちに立つ選手たち
2023/04/05
産経新聞社
三上朋也
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/90kg
・生年月日:1989年4月10日
・経歴:県立岐阜商 – 法政大 – JX-ENEOS
・ドラフト:2013年ドラフト4位
通算114ホールドと実績のある三上朋也だが、加入1年目から結果が求められる立場だ。
JX-ENEOSからドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団した三上。ルーキーイヤーから開幕一軍入りすると、シーズン途中からクローザーに抜擢された。同年は65試合登板で21セーブ、防御率2.33の好成績を残した。
翌年以降はクローザーの座こそ譲る形になったが、セットアッパーとして活躍を続けた。2018年には65試合に登板し、26ホールドポイント(1勝25ホールド)、防御率3.05をマーク。
ところが、右肘手術の影響もあり、2019年以降は登板機会が減少。2021年こそ40試合に登板したが、勝ちパターンには食い込めず、防御率3.86と目立つ数字を残せなかった。
翌2022年は19試合の登板にとどまると、同年オフに戦力外通告。その後、読売ジャイアンツと育成契約を締結した。新たなスタートになるが、年齢も若くないだけに、いきなり勝負のシーズンになりそうだ。