史上最悪クラス…プロ野球、歴代お騒がせ助っ人5人。不良債権と化した大物外国人選手たち
2023/12/14
産経新聞社
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プロ野球の世界では、助っ人外国人選手の活躍がチームの順位に直結するといえる。もちろん期待通りの活躍を見せた選手も多くいるが、衝撃の形で日本球界を去った選手もいた。そこで今回は、歴代の助っ人外国人選手の中でも、日本球界を騒がせる形となったプレーヤーを紹介する。
ダン・ミセリ
出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:183cm/98kg
生年月日:1970年9月9日
当時の巨人に不在だった「絶対的守護神」として、球団からの期待も大きかったダン・ミセリ。だが、終わってみればまさに大誤算だった。
1995年にピッツバーグ・パイレーツで21セーブを記録したミセリは、さまざまな球団を渡り歩いた。巨人移籍前の2004年には74試合登板で防御率3.59と一定の成績を残し、メジャー球団から獲得オファーがありながら巨人を選択したのである。
しかし、開幕戦で1点リードの9回に登板すると、グレッグ・ラロッカに同点アーチを被弾。さらに緒方孝市にも一発を許し、デビュー戦は散々な出来に終わった。続く試合でもサヨナラ負けの責任投手になるなど、全く結果を出せない状態が続いた。
契約上、2軍に落とすことができなかったミセリは、4試合目で敗戦処理に配置転換。ミセリ自身がこの役割に納得がいかなかったこともあり、4月19日に退団。1ヶ月も経たないうちに日本球界から去っていった。