今季はまさに“正念場”…阪神、勝負のシーズンを迎える投手5人。崖っぷちに立つ選手たち
2023/04/07
産経新聞社
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いよいよ開幕を迎えた2023年シーズンのプロ野球。18年ぶりのリーグ優勝を目指す阪神タイガースでは、西純矢や才木浩人といった若手投手の台頭が目立っている。一方で、結果を残さなければ厳しい立場となる選手も多くいる。ここでは、勝負のシーズンになり得る投手を5人紹介する。
秋山拓巳
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/101kg
・生年月日:1991年4月26日
・経歴:西条高
・ドラフト:2009年ドラフト4位
3度の2桁勝利を記録している秋山拓巳だが、昨季はわずか1勝止まり。今季は逆襲に燃えるシーズンとなる。
2009年ドラフト4位で阪神タイガースに入団した秋山。高卒1年目から一軍マウンドを経験すると、同年は7試合の登板で4勝3敗、防御率3.35と大器の片鱗を見せた。
さらなる飛躍が期待されたが、以降は伸び悩むシーズンが続いた。また、打撃に定評があったことから、打者転向も囁かれた。
それでも、2017年に開幕ローテーション入りすると、一気にブレイク。同年は12勝6敗、防御率2.99の好成績を残した。
その後も2020年から2年連続で2桁勝利をマークするなど、先発ローテーションの一角として活躍。
ところが、2022年は5試合の登板で、1勝3敗、防御率5.48と一転して不調に。今季も少ないチャンスをものにして開幕ローテーション入りを掴んだ。初登板は5回5失点に終わり、二軍降格となった。