大型補強は成功?失敗? 中日ドラゴンズ、歴代FA戦士5人。移籍後の活躍は…
2023/04/10
産経新聞社
谷繁元信
・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/81kg
・生年月日:1970年12月21日
・経歴:江の川高(現石見智翠館高)
・ドラフト:1988年ドラフト1位
通算試合出場のNPB記録を持つ谷繁元信は、中日ドラゴンズの黄金期を支えた。
1988年ドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)に入団した谷繁。高卒1年目から、一軍でマスクを被るなど、早々に頭角を現した。
1994年に初の規定打席をクリアすると、1998年には打率.254、14本塁打、55打点の活躍で日本一に大きく貢献。同年は、初のベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞した。球界を代表する捕手に成長すると、2001年オフに、中日へFA移籍。
移籍1年目には、自己最多の24本塁打をマーク。その後も不動の正捕手として攻守に献身し、ゴールデングラブ賞を5回受賞。チームは日本一1回を含む4回のリーグ優勝を達成した。
また、2014年から選手牽引監督として指揮を取ると、翌2015年限りで現役を引退。2016年は専任監督を務めるなど、多くの功績を残した。