大型補強は成功?失敗? 中日ドラゴンズ、歴代FA戦士5人。移籍後の活躍は…
2023/04/10
産経新聞社
武田一浩
・身長/体重:171cm/80kg
・生年月日:1965年6月22日
・経歴:明大中野高 – 明治大
・ドラフト:1987年ドラフト1位
在籍3年間で15勝にとどまったが、移籍1年目には優勝の原動力となった武田一浩。
1987年ドラフト1位で日本ハムファイターズに入団した武田は、プロ2年目から先発ローテーションに定着。1990年にクローザーに転向すると、翌1991年には、最優秀救援投手(現最多セーブ)のタイトルを獲得した
その後、ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)にトレード移籍。1996年に自己最多の15勝を挙げると、1998年には初の最多勝(13勝)に輝いた。
同年オフに、FA権を行使し、中日ドラゴンズに移籍。初年度から先発ローテーションの一角を担い、9勝10敗ながら防御率3.50とし、11年ぶりのセ・リーグ優勝に貢献した。
しかし、その後は低迷したシーズンが続き、2001年オフに戦力外通告。2002年は読売ジャイアンツのユニフォームに袖を通したが、同年限りで現役を引退した。