“低迷期”からリーグV奪還へ…巨人、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/24
産経新聞社
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開幕から約1カ月が経過した2023年シーズンのプロ野球。昨季5年ぶりのBクラスに沈んだ読売ジャイアンツは、今季も開幕から調子が上がっていない。リーグ優勝の奪還には、新戦力の台頭も欠かせないだろう。ここでは、今季のキーマンになり得る選手を5人紹介したい。
坂本勇人
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/86kg
・生年月日:1988年12月14日
・経歴:光星学院高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
不動の正遊撃手に君臨している坂本勇人だが、昨季は度重なる故障に泣いた。今季は坂本の復活がチームの命運を握ると言っても過言ではないが、開幕から苦しい状態が続いている。
高校生ドラフト1巡目で読売ジャイアンツに入団した坂本は、高卒2年目に遊撃の定位置を奪取すると、2016年には首位打者(.344)と最高出塁率(.433)のタイトルを獲得。
2019年には打率.312、40本塁打、94打点と圧巻の数字を残し、最優秀選手(MVP)に輝くなど、チームの顔になった。
しかし、2022年は3度の故障離脱によって83試合出場で5本塁打どまり。一軍定着後では自己ワーストの成績に終わった。
今季は、オープン戦から打率.111(36打数4安打)、ノーアーチと絶不調。開幕スタメンには名を連ねたが、22打席連続無安打を記録するなど、復活には至っていない。
ルーキーの門脇誠や高卒3年目の中山礼都ら若手選手の台頭も目立つが、欠かせない存在であるだけに、坂本の復活が待たれる。