“強竜軍団”への復権は…中日、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/28
産経新聞社
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開幕から約1カ月が経過した2023年シーズンのプロ野球。昨季はセントラル・リーグ最下位に沈んだ中日ドラゴンズ。就任2年目を迎えた立浪和義監督の下、下剋上を目指す。チームの浮上には、新戦力の台頭も欠かせないだろう。ここでは、今季のキーマンになり得る選手を5人紹介したい。
アリスティデス・アキーノ
出身:ドミニカ共和国
投打:右投右打
身長/体重:195cm/108kg
生年月日:1994年4月22日
得点力不足の解消に一役買って出たいのが、新助っ人のアリスティデス・アキーノだ。
アキーノは、2018年にシンシナティ・レッズでメジャーデビュー。一度はマイナーに降格したものの再昇格を果たすと、1試合で3本塁打を放つなど持ち前の長打力を発揮。月間MVPを獲得するといった働きぶりを見せた。
また、強肩も大きなセールスポイントで、昨季は78試合の出場ながらリーグ最多の12捕殺を記録している。
打撃面では、2019年に84試合出場で打率.259(規定未満)・19本塁打をマークしたが、翌年以降は打率1割台という寂しい結果に。昨オフにFAとなり、中日がアキーノの獲得を発表した。
昨季の中日は、2桁本塁打を放った選手がダヤン・ビシエドのみ。本拠地が広いバンテリンドームではあるものの、長打力不足は否めなかった。
開幕戦では、4打数2安打2打点を記録するなど、上々のスタートを切ったアキーノ。しかし、その後は当たりが止まっており、27日時点で打率.148に加え、本塁打はわずか1本。日本の野球への適応に苦しんでいる。