“強竜軍団”への復権は…中日、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/28
産経新聞社
髙橋宏斗
出身:愛知県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/86kg
生年月日:2002年8月9日
ドラフト:2020年ドラフト1位
最年少の侍ジャパン戦士としてWBC制覇にも貢献した髙橋宏斗。中日では小笠原慎之介との新たな左右エースとして、チームを引っ張る投球が求められる存在だ。
中京大中京高校時代には最速154km/hをマークし、高校卒業後の進路が注目されていた。当初は大学に進学する予定だったが、残念ながら吉報が届かなかったためプロ志望届を提出。地元のスター候補に目をつけた中日が、ドラフト1位で指名した。
ルーキーイヤーはファームで14試合に登板したものの、0勝5敗、防御率7.01とプロの壁に苦しんだ。しかし、昨季は開幕から1軍に帯同。4月7日のヤクルト戦でプロ初勝利を挙げた。
特に後半戦での活躍はめざましく、7月29日の広島戦では8回1アウトまでノーヒットノーランを継続するなど、一気に投手陣の柱に。最終的に19試合(116回2/3)を投げ、6勝7敗ながら、134奪三振、防御率2.47をマークした。
今季は初登板で6回8奪三振1失点の好投を見せ、勝ち投手となる順調なスタート。しかし、その後は及第点の投球こそ見せているものの、2連敗を喫している。