“強竜軍団”への復権は…中日、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/28
産経新聞社
福永裕基
出身:滋賀県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/85kg
生年月日:1996年9月16日
ドラフト:2022年ドラフト7位
即戦力として期待されているのが、ドラフト7位入団のオールドルーキー・福永裕基だ。
強豪・天理高校出身だが、甲子園出場経験はなし。悔しさを胸に専修大学へ進学し、チームのキャプテンを務める存在となった。
大学卒業後は日本新薬に入社すると、入社1年目の段階で4番を任される試合もあるなど、福永の能力は高く評価されていた。
しかし、結果として2度の指名漏れを経験。26歳という年齢を考えれば「ラストチャンス」となる3度目のドラフト会議でも、なかなか名前が呼ばれなかったが、支配下選手の最後となる69番目に念願の指名を受けた。
今季は春季キャンプからアピールを続け、ルーキーで唯一となる開幕1軍入り。さらに、「7番・二塁」で開幕スタメンを勝ち取り、いきなりプロ初ヒットを記録した。その後もレギュラーの座として起用されており、27日時点で打率.305の好成績を残している。