“黄金期”の再来へ…広島カープ、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/27
産経新聞社
床田寛樹
出身：兵庫県
投打：左投左打
身長／体重：181cm／92kg
生年月日：1995年3月1日
ドラフト：2016年ドラフト3位
進化を続け、カープのエースに近付きつつある床田寛樹。今年はシーズン完走が求められる立場となった。
床田は中部学院大学時代、150km/h近い直球とカーブなどを活かしてプロ注目の存在に。ドラフト3位という順位で広島に入団すると、新人ながら開幕ローテーション入りを果たした。
ただ、ルーキーイヤーは4月の試合で左肘の違和感で緊急降板し、一軍登録を抹消。夏場に患部の手術を受けるなど、故障に苦しんだ。
2年目は1軍登板を果たせなかった一方、3年目はオールスターゲームに出場するほどの実力を発揮。その後は貴重な先発左腕として活躍を続けた。
昨季は特に好調で、5月時点で5勝を挙げる働きを見せていたものの、8月の試合中に右足を骨折。シーズンを最後まで戦い抜くことができなかった。
今季は順当に開幕ローテーション入りを果たし、26日時点で4試合（26回）を投げ、2勝、防御率1.73と抜群の安定感を発揮。完全復活を印象付けており、自身初の規定投球回到達、2桁勝利も現実味を帯びている。