歴代最強の2番打者は誰? プロ野球、“強打の2番”として名を馳せた5人。現代野球のトレンドに
2023/04/08
産経新聞社
ペドロ・バルデス
・投打:左投左打
・身長/体重:183cm/88kg
・生年月日:1973年6月29日
・経歴:カルロスエスコバルロペス高 – カブス – レンジャーズ
2001年に福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)に入団したペドロ・バルデス。来日1年目から圧巻の数字を残した。
初年度の2001年からチームの2番打者を担い、打率.310、本塁打21本、81打点を残す大活躍。当時はバルデスのような本塁打も打てる強打者を2番に置くことは珍しく、他球団の脅威となった。
同年から3年連続3割20本塁打以上を記録するなど安定した活躍を続け、2003年には3番・井口資仁、4番・松中信彦、5番・城島健司の後を打つ6番打者として活躍。ともに100打点を超える打点を稼ぎ、「100打点カルテット」の一角となった。
また、同年の日本シリーズでは、阪神タイガースの投手陣から3本塁打をマーク。チームの日本一に大きく貢献した。
2004年は、夏場まで3割を超える活躍を見せていたが、8月中旬から不振に陥り、9月には故障により登録抹消。この年は打率3割に届かず、オフに退団となった。