歴代最強の2番打者は誰? プロ野球、“強打の2番”として名を馳せた5人。現代野球のトレンドに
2023/04/08
産経新聞社
大田泰示
・投打:右投右打
・身長/体重:188㎝/96㎏
・生年月日:1990年6月9日
・経歴:東海大相模高
・ドラフト:2008年ドラフト1位
大田泰示は、新天地で大ブレイクを果たしたドラフト1位スラッガーだ。
東海大相模高では高校通算65本塁打を誇る大型内野手として注目を集め、2008年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。松井秀喜のメジャー移籍以降は空き番となっていた背番号「55」を継承するなど、大きな期待を寄せられた。
ところが、期待とは裏腹に苦しむシーズンが続き、2016年に北海道日本ハムファイターズへトレード移籍。
日本ハムでは移籍1年目からレギュラーに定着すると、プロ入り9年目にして初の規定打席に到達。118試合に出場し、打率.258、15本塁打、46打点をマークした。
翌2018年は主に2番を打ち、打率.274、14本塁打、59打点を記録。2019年には132試合出場で打率.289、20本塁打、77打点と軒並みキャリアハイの成績を残した。
2022年シーズンからは横浜DeNAベイスターズへ移籍。同年はけがの影響もあって62試合の出場にとどまったものの、シーズン終盤にレギュラー格として活躍し、チームのクライマックスシリーズ(CS)進出に貢献した。