リーグ3連覇の命運握る！？ ヤクルト、今季注目のキーマン5人。大きな期待がかかる選手たち
2023/04/23
産経新聞社
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開幕から約1カ月が経過した2023年シーズンのプロ野球。2年連続でセントラル・リーグを制した東京ヤクルトスワローズは、球団初となるリーグ3連覇に向け、好調なスタートを切っている。悲願達成に向けては、新戦力の台頭も欠かせないだろう。ここでは、今季のキーマンになり得る選手を5人紹介したい。
吉村貢司郎
・投打：右投右打
・身長／体重：183cm／85kg
・生年月日：1998年1月19日
・経歴：日大豊山高 – 国学院大 – 東芝
・ドラフト：2022年ドラフト1位
昨季、先発防御率リーグワーストに苦しんだ投手陣の救世主となり得るのが、ドラフト1位ルーキーの吉村貢司郎だ。
国学院大時代には2年春からリーグ戦で登板したが、故障もあり、ドラフトでは指名漏れとなった。
大学卒業後は東芝に進み、入社1年目から全国の舞台を経験。最速153キロの直球に加えて落差の大きいフォークなど、どの球種でもカウントが取れる完成度の高い本格派右腕として評価を高めた。
そして入社3年目の2022年ドラフトで東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けプロ入り。
即戦力の期待通り、オープン戦では5試合に登板し、2勝、防御率0.53とルーキーらしからぬ数字を残した。特にイニング数を大きく上回る奪三振を記録し、奪三振率11.65と優秀な数字を残した
首脳陣からも高い評価を得て、開幕3戦目の先発マウンドを託されると、5回2失点とまずまずの投球を見せた。いまだに勝ち星こそないが、先発として及第点の投球を続けている。