WBCの影響? 今季の活躍に暗雲が立ち込める野手6人。苦しむ侍ジャパンメンバーたち
2023/04/19
産経新聞社
WBC2023 野球日本代表侍ジャパン 最新情報
野球日本代表侍ジャパンが見事に有終の美を飾った「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。興奮さめやらぬ中で開幕を迎えたプロ野球だが、シーズン開幕までの調整期間が短かったこともあり、まだ本来の力を発揮できていない代表戦士たちも多い。そこで今回は、今季の活躍に暗雲が立ち込めている野手6人を紹介する。
村上宗隆
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/97kg
・生年月日:2000年2月2日
・経歴:九州学院高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
WBC2023では苦しんでいたが、準決勝・メキシコ戦で逆転サヨナラ二塁打、決勝のアメリカ戦では同点となる特大の本塁打を放ち、侍ジャパンの世界一に貢献した村上宗隆。
2017年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。1年目から1軍デビューを果たし、初打席初本塁打の鮮烈デビューを飾った。2019年には内野のレギュラーに定着し、143試合に出場。36本塁打を放って新人王を獲得した。
2020年には最高出塁率(.427)、ベストナインを獲得。2021年には4番打者としてチームの日本一に貢献し、本塁打王(39本)と最優秀選手(MVP)にも輝いた。
そして昨季は、圧巻のシーズンに。打率.318、56本塁打、134打点と驚異的な成績を残し、令和初の三冠王に加え、2年連続のMVPなど数々のタイトルを手にした。
今季も開幕戦から4番で先発出場し、初打席で今季1号を放ったが、まだ本来の力は発揮できていない。シーズンは始まったばかりだが、今年も「村神様」と呼ばれる活躍ができるか、注目が集まる。