巻き返しなるか…プロ野球、開幕から遅れを取った大物野手5人。打撃不振に苦しむ一流打者たち
2023/04/29
産経新聞社
丸佳浩
出身:千葉県
投打:右投左打
身長/体重:177cm/94kg
生年月日:1989年4月11日
ドラフト:2007年高校生ドラフト3巡目
巨人でまさかの不振に陥っているのは、丸佳浩も同様だ。
千葉経済大学附属高校から広島に入団し、ファームで経験を重ねた丸は2010年に一軍デビュー。そして2011年は131試合に出場するなどブレイクを果たした。
2013年からは不動のレギュラーに定着すると、2014年には打率3割を達成(.310)。中距離ヒッターとしてカープ打線を牽引し、「タナキクマル」という上位打線は、他球団に大きな脅威を与えた。
なかでも2018年は打率.308に加えて130の四球を選び、出塁率.468を記録。長きにわたって活躍を見せた丸は同年オフにFA権を行使し、2019年から巨人の一員になった。
移籍後も4年連続で20本塁打以上を放ち、主軸としての働きを見せ続けてきたが、今季は開幕からバッティングの状態が上向かず。試合中に足を痛めた影響で代打出場も増えている状態だ。5年契約の最終年となる今季、復活が至上命題となるだろう。