巻き返しなるか…プロ野球、開幕から遅れを取った大物野手5人。打撃不振に苦しむ一流打者たち
2023/04/29
産経新聞社
浅村栄斗
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:182cm/90kg
生年月日:1990年11月12日
ドラフト:2008年ドラフト3位
今季からチームキャプテンの役割も担っている浅村栄斗。現時点では、満足のいく打撃成績を残せているとは言い難い。
大阪桐蔭高校でリードオフマンを務めた3年夏の甲子園、浅村は打率5割超えという成績でチームを牽引し、全国制覇に大きく貢献。
西武に入団してからも着実に経験を重ねていき、2013年に大ブレイク。打率.317・27本塁打・110打点を残し、主力選手へと成長した。
その後も安定した成績を残し続けた浅村は、2018年オフにFAで楽天に移籍。大型選手のFAということもあり、大きな話題を集めたのは記憶に新しい。移籍後は2年連続で30本以上のアーチを描き、変わらぬ実力を発揮していた。
ところが、昨季は打率.252と寂しい結果に終わると、今シーズンに至っては開幕から本塁打も出ない状況が続いた。
しかし、4月18日のオリックス戦で2打席連続本塁打を放つと、以降は復調を感じさせる打撃を見せている。下位に沈むチームを勢いに乗せるためにも、浅村の爆発は必須となる。