大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



日本球界が”驚愕”…プロ野球、契約中に亡命した助っ人5人。大騒動を起こした外国人選手たち

2024/01/19

text By

photo

産経新聞社



ルルデス・グリエルJr.

・投打:右投右打
・身長/体重:192cm/83kg
・生年月日:1993年10月19日
・経歴:エイドリノサラバリア高 – キューバ・サンクティスピリトゥス – キューバ・インドゥストリアレス
 
 母国キューバのリーグでの成長と将来性を買われ、兄のユリエスキ・グリエルの所属する横浜DeNAベイスターズと契約を結んだルルデス・グリエルJr.だったが、一度も来日しないまま契約解除となった。
 
 グリエルJr.は、2010年から母国キューバのリーグで内野手としてプレー。2014年には課題だった打撃が大幅に向上し、確かな成長を見せた。
 

 
 当時、ショートに不動のレギュラーが不在だったチーム状況もあり、2015年2月に横浜DeNAベイスターズとの契約が成立。残留や獲得の報道がされながらも、去就が長期化していた兄のユリエスキ・グリエルの残留も同時に発表された。
 
 契約当時はまだ21歳と若く、将来性も含めて大きな期待をかけられていたが、右太もも痛を理由に来日しない兄と同様に、ルルデスは左手首痛を訴え来日が延期に。結局そのまま音信不通となり、一度も来日しないまま2015年12月に自由契約となった。
 
 その後、2016年2月にキューバから亡命し、11月にはトロント・ブルージェイズと契約。2018年にメジャーデビューを果たし、2019年、2022年には20本以上の本塁打を放つなど主力選手として活躍した。
 
 2022年オフにはアリゾナ・ダイヤモンドバックスへトレード移籍。移籍初年度から145試合出場で打率,261、24本塁打、82打点をマークし、オールスターゲームにも初選出されるなど充実のシーズンを送った。

 

 

 
【了】

1 2 3 4 5


error: Content is protected !!