期待通りの大活躍…中日、今世紀最強のドラフト1位入団5人。球団史に名を刻む選手たち
2023/05/26
産経新聞社
柳裕也
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1994年4月22日
・経歴:横浜高 – 明治大
・ドラフト:2016年ドラフト1位
2球団競合の末、中日ドラゴンズに入団した柳裕也。ドラフト1位の期待通り、先発の柱を担う活躍を見せている。
明治大ではエースとして全国制覇を経験するなど、即戦力右腕と高い評価を得て、ドラフト会議では2球団が1位指名。抽選の結果、中日への入団が決定した。
プロ入り当初は苦しんだが、プロ3年目の2019年に初の2桁11勝を挙げ、先発ローテーションに定着。
2021年には26試合(172回)を投げ、11勝6敗、168奪三振、防御率2.20と傑出した数字を残した。同年は最優秀防御率、最多奪三振の投手二冠に加え、ベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
翌2022年は、9勝止まりと惜しくも2桁勝利に届かなかったが、先発陣の中心を担った。
2023年も順当に開幕ローテーション入り。抜群の制球力と多彩な球種で打者を手玉に取る投球スタイルの柳。新たにシュートを習得するなどさらなる進化を見せており、今季も先発の柱を任されている。