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“超逸材”がまさか…巨人、期待外れに終わったドラフト1位選手6人。今世紀ドラ1指名の失敗例に

2025/02/10

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産経新聞社



鍬原拓也


・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/84kg
・生年月日:1996年3月26日
・経歴:北陸高 – 中央大
・ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 一時はブルペン陣の一角として存在感を示した鍬原拓也だったが、長く活躍することは出来ずにキャリアを終えた。
 
 北陸高から中央大学に進学すると、東都リーグ通算165イニングで157三振を奪うなど、高い奪三振能力が注目を集め2017年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。
 

 
 ルーキーイヤーから6試合に登板したが、1勝2敗、防御率6.83と結果を残せず。翌2019年は中継ぎで15試合に登板するも、防御率4.74と安定性を欠いた。
 
 2020年は5試合の登板に留まると、手術の影響もあり同年オフに育成契約に移行。翌2021年に支配下登録を勝ち取ったが、同年の一軍登板は無くオフに再び育成契約となった。
 
 それでも、2022年は2度目の支配下復帰を果たし、自己最多の49試合に登板。防御率5.16と数字は低調に終わったが、ブルペン陣の一角を担った。
 
 しかし、2023年は5試合の登板にとどまり、同年オフに戦力外通告。2024年は育成契約で福岡ソフトバンクホークスへ入団したが、支配下登録は勝ち取れず。同年限りで現役引退を決断した。

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