”超逸材”がまさか…中日、期待外れに終わったドラフト1位選手6人。今世紀の失敗例に
2025/02/07
産経新聞社
鈴木翔太
出身:静岡県
投打:右投右打
身長/体重:183cm/75kg
生年月日:1995年6月16日
ドラフト:2013年ドラフト1位
将来のエース候補として背番号「18」を背負った鈴木翔太だが、期待に見合う活躍は出来ないまま、ユニフォームを脱いだ。
聖隷クリストファー高校での甲子園出場はなかったが、球威のあるストレートが注目を集め、2013年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。同校初のプロ野球選手となった。
高卒1年目からリリーフとして一軍マウンドを経験。同年は5試合の登板で防御率4.50を記録したが、翌年以降は故障の影響もあり、ファームが主戦場となるシーズンが続いた。
それでも、2017年にプロ初勝利を挙げると、同年は15試合登板(12先発)で5勝5敗、防御率4.17の成績を収め、開花の兆しを見せたかに思われた。
しかし、翌2018年は血行障害もありわずか2試合の先発登板に終わると、翌年以降の一軍登板はなく、2020年オフに戦力外通告を受けた。
2021年からは阪神タイガースに育成選手として加入。ファームで好成績を残していたが支配下復帰は果たせず、オフに戦力外通告。同年限りでの現役引退を表明した。