“超逸材”がまさか…阪神、期待外れに終わったドラフト1位選手6人。今世紀のドラ1失敗例に
2025/02/13
産経新聞社
伊藤隼太
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/82kg
・生年月日:1989年5月8日
・経歴:中京大中京高 – 慶応大
・ドラフト:2011年ドラフト1位
大学日本代表では4番打者を務め、プロでも主軸として期待された伊藤隼太。大学時代の輝きを放つことが出来ないまま、NPBを去った。
中京大中京高から慶応大へ進学。世代屈指の強打者として高い評価を得ると、2011年ドラフト会議で阪神タイガースから1位指名を受け入団した。
ルーキーイヤーから開幕一軍を勝ち取り、開幕戦では「8番・右翼手」でスタメン出場。しかし結果を残せず二軍降格となると、同年は22試合の出場で打率.148と低調な数字に終わった。
翌年以降も一軍に定着出来ないシーズンが続いたが、2018年には自己最多となる96試合に出場。代打で本塁打を記録するなど長打力を発揮した。
しかし、2019年はコンディション不良で初の一軍出場なしに終わると、翌2020年も一軍昇格を果たせず、同年オフに戦力外通告。
12球団合同トライアウトを受験したが、獲得球団は現れず。独立リーグでのプレーを経て、2022年に現役引退を表明した。