“超逸材”がまさか…阪神、期待外れに終わったドラフト1位選手5人。今世紀のドラ1失敗例に
2024/01/30
産経新聞社
野原将志
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/89kg
・生年月日:1988年4月4日
・経歴:長崎日大高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
野原将志は、栄光のドラフト1位入団を果たしたが、目立つ結果を残せないままプロの世界を去ることになった。
長崎日大高では1年春から遊撃のレギュラーに定着し、通算30本塁打を記録。大型内野手として高い評価を得ると、2006年高校生ドラフト会議で堂上直倫を外した阪神タイガースから1巡目指名を受けた。
入団後はファームを主戦場とし、高卒4年目の2010年には二軍で打率.303、リーグ最多タイの103安打、7本塁打の好成績をマーク。同年はウエスタン・リーグの優秀選手賞に輝く活躍を見せたが、一軍昇格はなかった。
2011年に一軍デビューを果たし、翌2012年には、プロ初安打を記録するも、同年の出場はわずか5試合。
2013年は、8試合出場でノーヒット(10打数0安打)に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。
その後、12球団合同トライアウトを受験したが、獲得球団は現れず。不完全燃焼のままプロでのキャリアに幕を下ろした。
【了】