このまま出番はないのか…巨人、今季1軍出場がない野手6人。苦しい立場となっている打者は?
2023/05/17
産経新聞社
プロ野球 最新情報(最新ニュース)
2023年の開幕から早くも1ヶ月半が経過したプロ野球。各球団で若手の台頭やベテランの不調など、予想外の事態が多く起きている。そんな中、ここまで一軍から声がかからず、二軍暮らしが続いている選手も多くいる。そこで今回は、一軍経験はあるものの、今季昇格のない読売ジャイアンツの野手を6人紹介する。
石川慎吾
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1993年4月27日
・経歴:東大阪大柏原高
・ドラフト:2011年ドラフト3位
今季でトレード加入から7年目を迎える石川慎吾。しかし、近年は“二軍の帝王”から脱却できないシーズンが続いている。
2011年ドラフト3位で北海道日本ハムファイターズに入団した石川。強打の外野手として期待されていたが、日本ハムでは思うような結果を残せず、2016年オフに読売ジャイアンツにトレード移籍となった。
移籍1年目は開幕一軍入りを勝ち取ると、スタメン出場の機会も増加。同年は99試合に出場し、5本塁打、20打点とキャリアハイの数字を残し、ブレイクの足掛かりを作った。
ところが、翌2018年は17試合出場、打率.192と大きく低迷。その後も、一軍とファームを行き来するシーズンが続いた。2022年は打率.276を残したが、出場試合数はわずか22にとどまった。
一方、二軍では2018年から4年連続で打率3割超を記録するなど、格の違いを見せている。今季も二軍で圧倒的な数字を残しているが、ここまで一軍から声はかからず、厳しい立場となっている。