打撃センスは“野手顔負け”!? 打席が楽しみなパ・リーグの投手5人。DH制がなければ…
2023/05/30
産経新聞社
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指名打者(DH)制を採用しているパ・リーグでは、投手の打撃シーンを見る機会が交流戦や日本シリーズに限られる。ただ、これまでの交流戦でパ・リーグの投手がヒットあるいは本塁打を放つ場面もあり、高い打撃センスを持つ投手は決して珍しくない。今回は、野手顔負けの打撃センスを持つパ・リーグの投手を5人紹介する。
山﨑福也
出身:埼玉県
投打:左投左打
身長/体重:188cm/95kg
生年月日:1992年9月9日
ドラフト:2014年ドラフト1位
オリックスで貴重な先発左腕として活躍する山﨑福也は、チームメイトが驚くほどの打撃を見せつける選手である。
名門校として知られる日大三で2年春にレギュラーを獲得すると、3年春はエースとして選抜甲子園準優勝を達成。打者としては1大会の最多タイとなる13安打を放った。
明治大学に進んだ後は投手としてベストナインを獲得したほか、打撃でも結果を残し続け、オリックスからドラフト1位指名を受けた。
オリックス入団後、ピッチングは苦しいシーズンが続き、一時はリリーフに転向した時期も。2021年に8勝を挙げてようやく本領を発揮すると、2022年は先発・リリーフの両面で活躍。日本シリーズの優秀選手にも選ばれた。
また、昨季は交流戦で代打出場、日本シリーズで適時打を放つなどバッティングでも大きな注目を集めた。今季の交流戦でも、自慢のバットが火を吹くか。