打撃センスは“野手顔負け”!? 打席が楽しみなパ・リーグの投手5人。DH制がなければ…
2023/05/30
産経新聞社
宮城大弥
出身:沖縄県
投打:左投左打
身長/体重:171cm/78kg
生年月日:2001年8月25日
ドラフト:2019年ドラフト1位
山本由伸との2枚看板を形成し、オリックスの日本一に大きく貢献した宮城大弥も、バッティングセンスに秀でた選手だ。
興南高校出身の宮城は、最後の夏こそ甲子園出場を逃したが、1・2年時にそれぞれ夏の甲子園を経験。3年時には高校日本代表に選出され、「WBSC U-18ワールドカップ」で3試合を投げ、防御率1.04。さらに、8打数3安打と打つほうでも結果を残した。
その後、オリックスから2020年ドラフト1位指名を受けた宮城は、チームがリーグ優勝を果たした2021年に13勝を挙げて大ブレイク。緩急自在の投球術で打者を翻弄し、同年の新人王を獲得した。
昨季はシーズン序盤こそ苦しんだ一方、後半に入ると復調。最終的に11勝を記録。日本シリーズでは投打に存在感を示した。
今季は交流戦前時点で7試合(44回2/3)を投げ、4勝1敗、防御率2.01の好成績。セ・リーグ主催試合では、ピッチングに加えて持ち味の打撃をどう活かすのかも注目だ。