「西アフリカ選抜」とファイターズOBチームが7月に親善試合を開催
日本ハムは7日、「西アフリカベースボールプロジェクト2016」の一環で、現地セレクションを経て来日する「西アフリカ選抜」とファイターズOBが7月17日に親善試合を行うと発表した。
2016/03/08
北海道日本ハムファイターズ
現地のセレクションを通過したメンバーで構成された「西アフリカ選抜」
北海道日本ハムファイターズは、「西アフリカ選抜」と北海道日本ハムファイターズOBチームが7月17日(日)、室蘭新日鐵住金球場で親善試合を行うと、3月7日に発表した。
「西アフリカ選抜」は、2016年6月末から8月にかけて日本各地で実施される「西アフリカベースボールプロジェクト2016」の一環で、現地のセレクションに通ったメンバーで構成。その選抜メンバーと、北海道日本ハムファイターズのOBチームで親善試合を開催する。
ファイターズは、2013年より北海道富良野市に拠点を置く「ブルキナファソ野球を応援する会」(出合祐太代表)を通じ、野球用具の提供や来日中のブルキナファソ人選手を試合に招待する、コラボレートグッズを販売するなど、様々な支援活動を行ってきた。
また、これまでに同会の熱意のこもったサポートにより、日本の独立リーグ球団と契約をした選手もいる。
親善試合の詳細は以下のとおり。
■カード:西アフリカ選抜 vs. 北海道日本ハムファイターズOBレジェンズ
■日 程:2016年7月17日(日)
■球 場:新日鐵室蘭球場(室蘭市輪西町3-1-49)
■主 催:ブルキナファソ野球を応援する会
■後 援:洞爺湖町
■協 力:北海道日本ハムファイターズ、JICA北海道
■その他:
【OBレジェンズ出場予定者】
木田優夫GM補佐、岩本勉氏、建山義紀氏、稲田直人氏、森本稀哲氏、北海道日本ハムファイターズ・ベースボールアカデミーコーチ(牧谷宇佐美=元東京ヤクルト=、立石尚行、池田剛基、高口隆行、市川卓、村田和哉) ほか
・試合開始時間、チケット販売概要、出場選手は決定次第お知らせいたします
◆開催概要
出合代表が1月にブルキナファソへ渡り、7カ国(ブルキナファソ、ガーナ、コートジボワール、トーゴ、マリ、ナイジェリア、セネガル)の42人を対象にセレクションを実施し、最終的に14歳から21歳の11選手が選出されました。西アフリカ各国に野球が伝わって約20年で、競技人口は各国1,000人に満たない状況ながら、今回は東京五輪出場(競技採用の場合)やプロ野球選手になる夢を持った情熱あふれるメンバーがそろっています。
◆来日スケジュール
6月27日 来日
6月27日~7月8日 北海道富良野市、芦別市の合宿所にて練習、市民交流、親善試合など予定。
7月2日 旭川市にて 旭川大学との親善試合(予定)
7月3日 芦別、富良野市にて 社会人チームとの親善試合(予定)
7月9日 札幌大学の学生との交流 野球部との親善試合
7月9日~18日 北海道洞爺湖町にて滞在。練習、市民交流、親善試合などを予定。
7月17日 室蘭市にて北海道日本ハムファイターズOBレジェンズとの親善試合
7月19日~7月25日 高知県越知町滞在 市民交流、高知ファイティングドッグスとの親善試合
7月25日~7月末 関西滞在 大学、社会人との親善試合 (予定)
8月1日~9日 関東滞在 大学、社会人との親善試合(予定)
8月3日 法政大学との親善試合(予定)
8月10日 帰国
◆来日費用寄付について
渡航費、滞在費、用具購入費など来日費用を集めるため、ブルキナファソ野球を応援する会ではインターネットのクラウドファンディング「READY FOR」で協力を呼びかけています。期間は3月31日(木)まで。
詳細はこちら。