このまま出番はないのか…阪神、今季1軍出場がない野手6人。苦しい立場となっている打者は?
2023/05/23
産経新聞社
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2023年の開幕から早くも1ヶ月半が経過したプロ野球。各球団で若手の台頭やベテランの不調など、予想外の事態が多く起きている。そんな中、ここまで一軍から声がかからず、二軍暮らしが続いている選手も多くいる。そこで今回は、一軍経験はあるものの、今季昇格のない阪神タイガースの野手を6人紹介する。
髙山俊
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/87kg
・生年月日:1993年4月18日
・経歴:日大三高 – 明治大
・ドラフト:2015年ドラフト1位
2016年に新人王に輝いた髙山俊。かつての新人王も、今季は一軍出場なしと厳しいシーズンとなっている。
明治大時代には、東京六大学記録となる通算131安打を記録。世代屈指の評価を得て、2015年ドラフト会議では2球団から1位指名を受けた。抽選の結果、阪神タイガースへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから「1番・左翼」で開幕スタメンに名を連ねると、そのままレギュラーを奪取。同年は134試合に出場し、打率.275、136安打、8本塁打、65打点の好成績で新人王を受賞した。
しかし、翌2017年以降は軒並み成績を落とすと、その後は大きく低迷。2021年はまさかの一軍出場なしに終わった。
翌2022年は2年ぶりに一軍出場を果たしたが、38試合出場で打率.189と低調な数字に。
今季も二軍暮らしが続いている髙山。高卒4年目の井上広大やルーキーの森下翔太など期待の若手外野手が頭角を現す中、正念場のシーズンとなりそうだ。