このまま出番はないのか…阪神、今季1軍出場がない野手6人。苦しい立場となっている打者は?
2023/05/23
産経新聞社
山本泰寛
・投打:右投右打
・身長/体重:176cm/74kg
・生年月日:1993年10月10日
・経歴:慶応高 – 慶応大
・ドラフト:2015年ドラフト5位
昨季は移籍後最多となる86試合に出場した山本泰寛。しかし今季は、熾烈な争いを勝ち抜けず二軍暮らしが続いている。
2015年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団した山本。ルーキーイヤーから一軍出場を果たすと、年々出場機会を増やし、2019年には自己最多の92試合に出場した。同年は二塁を中心に内野の複数ポジションをこなし、貴重な戦力となった。
ところが、翌2020年は故障の影響もあってまさかの一軍出場なし。同年オフ、右打ちの内野手を補強ポイントに掲げていた阪神タイガースにトレード移籍となった。
移籍後は、内野のユーティリティープレイヤーとして一軍に定着。86試合に出場した2022年には、打率.249(規定未満)、2本塁打と打撃面でもまずまずの数字を残した。
今季も活躍が期待されていたが、強打を誇る右の内野手・渡邉諒のトレード加入や木浪聖也の復調など、激しい内野手争いに敗れ、開幕二軍スタートに。再び一軍の舞台に返り咲くことができるか注目だ。