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ついに“崖っぷち”…プロ野球、2023年に正念場を迎えたドラフト1位入団の現役選手6人

2023/06/01

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産経新聞社



中村奨成(広島東洋カープ)


・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 高校3年夏の甲子園では大会記録を更新する6本塁打を放ち、聖地を沸かせた中村奨成。かつての甲子園のスターも、プロ6年目を迎え、苦境に立たされている。
 
 広陵高時代には正捕手としてチームを牽引し、甲子園準優勝に大きく貢献した中村。2017年ドラフト会議では、2球団から1位指名。抽選の結果、地元・広島東洋カープへの入団が決まった。
 

 
 鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだが、入団後はファームが主戦場に。高卒3年目の2020年に代打で一軍デビューを果たしたが、同年はノーヒットに終わった。
 
 それでも2021年は外野手にも挑戦し、自己最多の39試合に出場。打率.283(規定未満)、2本塁打と大気の片鱗を示した。
 
 さらなる飛躍が期待された翌2022年だったが、前年より出場機会を減らし、打率.193と大きく低迷した。
 
 今季は1学年上の坂倉将吾が正捕手に定着。アピールが必至の立場だったが、4月27日の二軍戦で左足靭帯断裂。無念の長期離脱を強いられることとなった。

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