大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 中日 » このまま出番はないのか…中日、今季1軍出場がない選手6人。苦しい立場となっているのは?

このまま出番はないのか…中日、今季1軍出場がない選手6人。苦しい立場となっているのは?

2023/06/05

text By

photo

産経新聞社



(左から)中日・福田永将、根尾昂、三好大倫

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 2023年シーズンの開幕から早くも2カ月が経過したプロ野球。各球団で若手の台頭やベテランの不調など、予想外の事態が多く起きている。そんな中、ここまで一軍から声がかからず、二軍暮らしが続いている選手も多くいる。そこで今回は、一軍経験はあるものの、今季出場のない中日ドラゴンズの選手を6人紹介する。

 

 

根尾昂


投打:右投左打
身長/体重:177cm/84kg
生年月日:2000年4月19日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 昨季途中に投手へ転向した根尾昂。シーズン終盤には一軍でも好投を見せていたが、ここまではファームでの登板が続いている。
 
 大阪桐蔭高時代には投打の中心として、3年時には甲子園春夏連覇を達成。4球団競合の末に中日ドラゴンズへ入団。当初は野手1本で勝負することを表明していた。
 

 
 高卒1年目から一軍デビューを飾るなど、将来のスター候補として期待されていた。しかし、その後は打撃で大きく苦しみ、二軍でも目立った成績を残せずにいた。
 
 2021年こそ自己最多の72試合に出場したが、打率.178と低調な数字に。翌年には外野手へコンバートされたが、シーズン途中に投手転向が決まった。
 
 その後、リリーフで一軍初登板を果たすと、2022年シーズンの最終登板は先発マウンドへ。3回を投げて1安打無失点という好投を見せた。同年は25試合登板で防御率3.41という成績を残した。
 
 今シーズンは先発投手としての調整のため、二軍スタート。しばらくリリーフでの起用が続いていたが、5月下旬にはファームで満を持して先発登板を果たした。ポテンシャルは間違いないだけに、今後の活躍に注目が集まる。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!