このまま出番はないのか…中日、今季1軍出場がない選手6人。苦しい立場となっているのは?
2023/06/05
産経新聞社
福田永将
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/90kg
・生年月日:1988年7月23日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト3巡目
4年連続で2桁本塁打を放った実績を持つ福田永将も、今季は一軍出場なしと苦しんでいる。
横浜高時代には強打の捕手として注目を集め、2006年高校生ドラフト3巡目で中日ドラゴンズに入団した。
プロ入り後は一軍に定着できないシーズンが続いたが、打力を生かして一塁や外野に挑戦すると、徐々に出場機会が増加。2016年は89試合の出場ながら10本塁打を記録した。
さらに2019年には打率.287、18本塁打、66打点と多くの項目でキャリアハイの数字を残した。
貴重な長距離砲としてチームに欠かせない存在となっていたが、翌2020年は一転、打率.246、5本塁打と大きく成績を落とした。2022年はわずか25試合の出場で1本塁打のみ。近年は下降線を辿っている。
背水の陣で挑む今季は、2月に左膝の手術を敢行。二軍では実戦復帰を果たしているが、ここまで一軍から声はかかっていない。今季で35歳を迎えるベテランだけに、一軍の舞台で結果を残したいところだ。