このまま出番はないのか…中日、今季1軍出場がない選手6人。苦しい立場となっているのは?
2023/06/05
産経新聞社
堂上直倫
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/88kg
・生年月日:1988年9月23日
・経歴:愛工大名電高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
今季でプロ17年目を迎える堂上直倫も、ここまで一軍出場なしと苦境に立たされている。
高校通算55本塁打を記録するなど、世代屈指のスラッガーと高い評価を受け、ドラフトでは3球団が1位指名。抽選の結果、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
入団後はファームで実績を積むと、高卒4年目の2010年に一軍へ定着し、82試合出場、打率.263、5本塁打、30打点をマーク。
その後は結果を出せないシーズンが続いたが、2016年には遊撃のレギュラーとして自己最多の131試合に出場。初めて規定打席に到達し、打率.254、6本塁打、46打点の成績を残した。
しかし、以降は不動のレギュラーとなることはできず。2019年にはキャリアハイの2桁12本塁打を放つなど存在感を示したが、内野のユーティリティープレイヤーという立場に甘んじている。
さらに、昨季はわずか16試合の出場に。2023年もここまで一軍での出番なしと厳しい立場になっている。かつての競合ドラ1も、正念場のシーズンとなりそうだ。