彼らはレギュラーを獲れる? 伸び悩んでいる元有望株選手6人。ポテンシャルは一級品だが…
2023/12/20
産経新聞社
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オフシーズンを迎えているプロ野球。今季も将来を担う若手たちの台頭が見られた一方で、なかには毎年のようにレギュラー定着を期待されながらも、伸び悩んでいる選手も少なくない。そこで今回は、レギュラー候補と目されながらも、苦しみ続けている選手をピックアップする。
平沢大河
出身:宮城県
投打:右投左打
身長/体重:176cm/80kg
生年月日:1997年12月24日
ドラフト:2015年ドラフト1位
今シーズン序盤は一定の活躍を見せていた平沢大河。だが、現状は寂しい数字が並んでいる状態だ。
仙台育英で1年春からベンチ入りを果たした平沢は、瞬く間にショートのレギュラーを獲得。高校2年の明治神宮大会で優勝に貢献し、高校最後の夏は甲子園大会に出場。惜しくも決勝戦で敗れた一方、平沢自身は大会を通じて3本のアーチを描いた。
甲子園での鮮烈な活躍もあり、ドラフトでは楽天とロッテが1位指名。抽選を経て、ロッテに入団した。
ルーキーイヤーはファームで経験を積むなか、1軍の舞台も経験。苦労を重ねて24打席目に地元・仙台でプロ初ヒットをマークした。
2018年は、112試合に出場。打率は.213だったが、5本塁打・出塁率.328を記録するなど、大きな期待を抱かせるシーズンを送った。
2020・21年は1軍出場なしに終わり、今季もは57試合に出場したものの、打率1割台と苦しんだ。プロ9年目を迎える来季、巻き返しはなるだろうか。