彼らはレギュラーを獲れる? 伸び悩んでいる元有望株選手6人。ポテンシャルは一級品だが…
2023/12/20
産経新聞社
松原聖弥
出身:大阪府
投打:右投左打
身長/体重:173cm/74kg
生年月日:1995年1月26日
ドラフト:2016年育成選手ドラフト5位
レギュラー獲得に大きく近付いたシーズンもあった松原聖弥だが、昨季、そして今季と不振に陥っており、復活の糸口が見えてこない。
仙台育英高校ではチームが甲子園切符を掴むなか、松原自身はベンチ入りを果たせなかった。その後、明星大学でレギュラーとして実績を残し、2016年育成ドラフト5位で巨人に入団。
ルーキーイヤーから3軍で打率・安打数ともにチームトップの成績を残し、翌年も2軍で大活躍。2018年に支配下契約を勝ち取ると、2020年は86試合に出場するなど頭角を現す。
そして、翌2021年に大ブレイク。規定打席にも到達し、135試合出場で打率.274・12本塁打・15盗塁をマークした。球団では張本勲に次ぐ27試合連続安打も記録し、将来を嘱望されていた。
しかし、昨季は打率.113と低調に終わり、出場機会を大きく減らした松原。今季も21試合の出場にとどまり、まさかの無安打に終わった。ここまで輝きを取り戻せていないが、台頭する若手選手に負けじと食らいつきたいところだ。