このまま出番はないのか…横浜DeNA、今季1軍出場がない6人。苦しい立場の選手は?
2023/06/10
産経新聞社
益子京右
出身:栃木県
投打:右投右打
身長/体重:176cm/86kg
生年月日:2000年12月27日
ドラフト:2018年ドラフト5位
1軍デビュー戦でフル出場し、投手陣を完封に導いた益子京右。次期正捕手としての期待を抱かせたが、ここまではその期待に応えられていない。
青藍泰斗高校では4番で正捕手を務めた益子。甲子園出場は果たせなかったが、力強い打撃と強肩で注目を集めると、2018年のドラフト会議でDeNAから5位指名を受けて入団を果たした。
プロ入り後は2軍で身体作りを続け、3年目の2021年シーズン後半に1軍初昇格。「8番・捕手」でデビュー戦を迎えると、3人の投手を巧みにリードし、自身のプロ初出場を完封勝利で飾った。
1軍定着への足掛かりを掴んだかと思われたが、翌 2022年は開幕1軍を勝ち取れず。2軍での生活が続き、最終的にわずか1試合の出場に終わる悔しいシーズンとなった。
DeNAは、昨年のドラフト1位で松尾汐恩を獲得。将来の正捕手候補と目される松尾の獲得で、益子の立場はより厳しくなったといえるだろう。潜在能力を開花させ、まずは1軍での出番を確保したいところだ。