これぞ“交流戦男”! プロ野球、歴代セ・パ交流戦でMVPに輝いた現役選手5人
2023/06/17
産経新聞社
柳田悠岐(2015年・2017年)
出身:広島県
投打:右投左打
身長/体重:188cm/93kg
生年月日:1988年10月9日
ドラフト:2010年ドラフト2位
日本球界を代表するバッターの柳田悠岐は、史上唯一となる交流戦MVPを2度獲得した選手だ。
柳田は、広島商業高校、広島経済大学を経てソフトバンク入り。入団当初から潜在能力の高さは絶賛されていた一方、荒削りな部分も指摘されていた。しかし、2014年に全試合出場で打率.317を記録し、翌年以降のブレイクにつなげた。
2015年の交流戦の柳田はまさに手が付けられない状態で、交流戦打率.429・5本塁打と打棒が爆発。盗塁数や出塁率も1位となり、結果的にこの年はトリプルスリーを達成。
さらに2017年の交流戦も打率.338・7本塁打に加えて23打点。交流戦2度目のMVPを受賞 した。
トリプルスリーを成し遂げたシーズンに比べると、ここ数年はやや物足りない成績に終わっていた柳田。今年は開幕から好調を維持しており、復活を印象つけている。