侍ジャパンの指揮官は誰に? 日本代表の次期監督候補と噂される5人。世界一連覇を託されるのは?
2023/06/25
産経新聞社
高橋由伸
予想外の形で読売ジャイアンツの監督に就任した経験をもつ高橋由伸。一部報道では高橋の名前も散見されている。
慶應大学時代から突出した活躍を見せていた高橋。巨人に入団後もルーキーイヤーに打率3割、2年目に34本塁打と大活躍。またたく間にジャイアンツのスター選手になった。
一方、現役時代はけがとの戦いの連続で、2005年以降は規定打席に到達しないシーズンがほとんどだった。晩年は代打で活躍を見せていたが、2015年に引退、即監督就任というまさかの形で現役生活を終える。
就任1年目こそリーグ2位と奮起するもののCSで敗退。翌年には球団ワーストの13連敗を喫し11年ぶりのBクラスとなる4位に。3年目には3位でCSファイナルに出場するも広島に3連敗し、シーズンは終了。この年限りでユニフォームを脱ぐことになった。
過渡期を迎えていたチーム事情もあり、監督を務めた3年間でリーグ優勝は果たせなかったが、前年まで伸び悩んでいた岡本和真を4番打者として据え、日本屈指のスラッガーに育て上げるなど若手育成では力を発揮した。
監督として苦しい経験のほうが多く残っているからこそ、侍ジャパンの監督として、リベンジの場となるのだろうか。