1軍でも輝けるか…巨人、ファームで躍動している6人。2軍から出場機会を求める選手たち
2023/06/26
産経新聞社
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プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには二軍での成績が判断材料となるだけに、ファームでの活躍が求められる。しかし、二軍で好成績を残しても、そのまま一軍で通用するとは限らないといえる。ここでは、今季ファームで躍動している巨人の選手を6人紹介したい。(今季成績は25日時点)
萩尾匡也
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:2000年12月28日
・経歴:文徳高 – 慶応大
・ドラフト:2022年ドラフト2位
ドラフト2位ルーキーの萩尾匡也は、プロ1年目ながら二軍で圧巻の数字を残している。
文徳高時代から高校通算46本塁打を記録するなど、強打者として名を馳せた萩尾。慶応大へ進学すると、4年秋に打率.400、4本塁打、17打点と傑出した数字を残し、リーグ三冠王に輝いた。
同年開催された「ハーレムベースボールウィーク2022」では日本代表の4番に抜擢されるなど、世代屈指の評価を得てドラフト2位で読売ジャイアンツに入団した。
即戦力の期待を受け・春季キャンプでは一軍メンバー入りしたが、開幕は二軍スタート,それでも、ファームでは開幕から好成績を残している。
特に5月は打率.473、2本塁打、10打点と圧倒的な数字でファーム月間MVP賞に選出された。
5月28日に初の一軍昇格を果たすと、同日の阪神戦で「7番・中堅」でスタメン抜擢。プロ4打席目に早くもプロ初安打を記録したが、一軍ではこの1安打のみに終わっている。
イースタン・リーグでは打率ランキングで独走しているだけに、今後の一軍昇格も期待される存在だ。